セイワホールディングスは製造業のパートナー

入社4年目 経営企画本部配属 Tさん
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入社4年目 経営企画本部配属 Tさん

新卒でセイワホールディングスに入社し、現在4年目

–Tさんは2021年度に入社し、現在勤続4年目と伺っています。これまでどのような業務を担当されてきたのか、簡単に教えてください。

2021年の4月に、セイワホールディングス(以下、セイワ)に新卒で入社しました。
最初の2年は、本社やグループ会社を行き来しつつ、営業や経理、財務、経営管理などを実践で学ばせていただきました。

その後、3年目のタイミングで、セイワの母体となった株式会社セイワ工業(以下、セイワ工業)に私自身の希望で異動しました。
4年目に入った現在は、セイワ工業に加えてもう1社、光誠産業株式会社(以下、光誠産業)も経営管理を担当しています。割合としては、セイワ工業が8割、光誠産業が2割です。

–それぞれの会社での業務について教えてください。

セイワ工業では、会社全体の管理業務がメインです。具体的には、製品が大きな問題なく予定通りに納品できているかの管理、お取引先との案件の窓口対応、見積書の作成、現場の仕組み作りなどをおこなっています。

光誠産業は、営業が中心的な会社なので、業務も営業関連ですね。主には営業担当者のマネジメントをしておりますが、自ら営業に出向くこともあります。

「私はここで働くんだろうな」という直感があった

–セイワホールディングスを知ったきっかけはなんでしょうか。

大学4年生の就職活動の最中に、採用エージェントからセイワホールディングス(当時は有限会社セイワ工業)を紹介してもらったのがきっかけです。
私自身も愛知県出身で、「東海地方に、活力のある若手の社長がいる会社がある」と聞いて興味が沸いたんです。それで、一度話を聞いてみようと、会社説明に進みました。

–説明会に参加してみていかがでした?

率直に、すごくインパクトを受けました。当時セイワは事業承継を進めている最中で、非常に活力があって純粋に「すごいな、かっこいいな」と感じました。

その後、面接で当時の役員を含む面接担当数名と話した際には、想像以上に熱意に満ちた方たちばかりで驚きました。面接自体も、私がこれまで想像していたようなガチガチの就活という雰囲気でもなく、自然体で接してもらえたのが嬉しかったです。

–入社の決め手になった部分はどこでしょうか。

一番はやはり、代表の野見山に魅力を感じたというのが大きいです。
私は学生の頃から、有名企業の社長が書いた本をよく読んでいたのですが、どれも年齢が60〜70歳、若くても50歳の方がほとんどなので、「社長」という人たちを遠い存在に感じていました。
でも、野見山は当時20代で自分と6歳しか離れていないにも関わらず、この若さで会社の代表として、エネルギーにあふれた仕事をしている。それに伴う行動力と活力があると感じたため、「この人についていって間違いないな」と確信しました。

ただ、今思い返してみると、エージェントからセイワを紹介してもらった時点でなんとなく「私はここで働くんだろうな」という感覚があったように思います。
地元企業という縁もありますし、不思議と自分と近しいものを感じて、なんだか無性にドキドキしたのを覚えています。

入社4年目 経営推進本部配属 戸塚

仕事で一番大切なのは関係性の構築

–実際に入社してみて、入社前のイメージとのギャップはありますか?

良い意味でのギャップですと、入社当初「1年目は勉強期間で、2年目からグループ会社の経営幹部に」と言われていました。そうは言っても普通は、想定どおりに進むことのほうが少ないだろうし、そううまくはいかないだろうなと思っていました。
ですが、本当に当初の予定どおりスムーズに経営業務に携われるようになったので、その点はある意味で良いギャップでした。

悪い意味でのギャップとしては、これは単に私の甘さなのですが、当初は「経営幹部」という肩書きや業務に、かっこよさやキラキラしたイメージを持っていたんです。
でも実際は、いろいろなことを泥臭くやりきることが求められる業務で、そのギャップはありました。
経営の視点で会社の全体を見渡しつつ、同時に、確認者として細部を見落とさないよう深い視点を持つ場面も多いです。そこの立ち回りは今もまだまだ苦労をしていて、自身の課題でもあります。

–Tさんが仕事で大事にしていることや、意識していることはありますか?

本社でも担当先の企業でも、従業員との関係性を大切にしています。
セイワが抱えるグループ企業は、もとは中小規模の製造業がほとんどです。そのため、現場の方たちをプロジェクトにどれだけ巻き込んでいけるかが鍵となります。皆さんのお話に耳を傾け、一丸となって邁進していくことが常に求められるので、関係性の構築は何よりも大切だと感じています。

グループ企業のメンバーには、60代や70代の先輩たちがたくさんいます。経験豊富な方々からしてみれば私なんかはまだまだ若輩者ですし、いろいろと教わるべきことも多いんです。歳の差に関わらず一緒に会社をよくしていくためにも、柔軟なコミュニケーションで関係性を構築していくのはとても大事ですね。

「セイワは製造業のパートナー」という理解が必要

–入社から4年目に突入しますが、今もセイワで働き続ける理由はなんでしょうか?

セイワには、やりたいことを全部やらせてもらえる環境があります。セイワで仕事をすること自体が、自分にとっての成長につながるんです。この先どのようなキャリアに向かっていっても、十分に通用する人間に育ててもらえているという実感があります。

あと、もともと私は、初めてのことや新しいことをやるのが楽しいタイプなんです。セイワで仕事をしていると、いつもワクワクするし面白いと思えるので、それもセイワで働き続ける理由ですね。

–Tさんが感じている「セイワの価値観」を教えてください。

セイワには「お客様に感動を届ける」と「自分の仕事を責任をもってやり切る」という文化があって、野見山自身がそれを体現していると感じます。例えば、急ぎの仕事ではないときに普通は「明日でいいか」「来週でいいか」と先延ばしにしてしまうこともあると思うんですが、野見山はすぐに行動します。そして、中途半端に終わらせず、最後までやり切ります。それらの積み重ねがお客様から信頼できると感じていただけると考えます。

野見山だけでなく、社員一人ひとりが責任感を持って仕事をしていますし、自分の力でしっかりとやり切るんだというマインドが強いです。それがセイワの価値観といえるのではないでしょうか。

–最後に、これから入社する方や、入社を検討されている方にアドバイスをお願いします。

今後入社予定の方には、セイワが製造業のパートナーであると理解して、製造業について事前に勉強しておくことを強くすすめたいです。
私自身、セイワに入社するにあたって、もっと製造業について学んでおけばよかったなと入社後に思いました。

私はどちらかというと野見山の人柄や社風に惹かれて入社を決めたため、「製造業とは?」からのスタートになってしまい、その点では苦労しました。身の回りにはモノづくりがあふれており、その一つ一つが私たちの生活を支えているものばかりです。
セイワは製造業、なかでも技術継承や後継者不足に悩みがある中小規模の企業の事業を継承し、課題解決をしていく会社です。そのため、そもそも製造業がいかなるものなのかを理解していき、その企業の事業について理解していくことが非常に大切です。

セイワへの入社を考えていらっしゃる方はその点を認識しておき、製造業に従事している方や、メーカーに勤めている方の経験などを聞いてみて、現場が感じている課題感や製造業の魅力について聞いてみることがおすすめです。

(取材日:2024年3月)

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